世界一長生きした猫ちゃんはなんと38歳!
アメリカテキサス州で1967年8月3日に生まれたアメリカンショートヘア種の「クリームパフ(Creme Puff)」ちゃんは、2005年8月6日に38年の生涯を終えたそうです。猫の38歳は人間に換算するとなんと約168歳に相当するそうで、通常では考えられないくらいの長寿ですね。きっと毎日の食事や健康管理がしっかりとされ、快適な環境でストレスもなく、なおかつ元々の健康ポテンシャルも相当高かったのだろうと思います。どんな食生活を送っていたのかも気になるところですが、ブロッコリー、アスパラガス、更になんとベーコンエッグやコーヒーを与えていたそうです。そもそも野菜を好む猫さんは少なそうですが、ベーコンの塩分やコーヒーのカフェインなど猫にとって有害なのではないか?と思われる食事をしていたことが驚きです。しかも、もう一匹の同居猫さんも34歳という長生きだということですので、やはり長寿のヒントがありそうな気がしますね。研究者の皆さまに健康長寿の秘訣を解明してぜひ共有をお願いしたいです。
現状では室内飼育の猫ちゃんの一般的な平均寿命は15年前後とされているようですが、飼い主さんたちの知識が増え、医療も発達してきていることから20年以上生きる猫ちゃんも多くなってきています。(猫種や遺伝的要因や、飼育環境などによって異なる部分はあります。)
今後、猫の宿命とも言える腎臓病の有効な治療法などが進歩していくことで、30年以上生きるようになるかもしれないそうですので、開発状況を見守り待ちましょう!
一方、野良猫さんは過酷な環境などから平均で2~3年で一生を終えてしまうと言われています。やはり、安全な水や食べ物の確保は難しく、様々な病気感染のリスクやカラスなどの天敵や心無い人間に襲われること、交通事故なども危険の一因となります。
最近では保護犬や保護猫について発信してくれる媒体も増え、保護活動に関する熱心な方々の活躍により、そういった悲しい現実の認識が広がってきているように思いますが、まだまだ支援が必要な状況です。これ以上野良ちゃんが増えないようにTNRを実施し見守り、最終的には殺処分される動物がゼロになるよう個人でも出来る事をしていくことが大切だと考えます。
日本の法律では、動物は未だ「物」扱いですし、ペットショップで簡単に生体売買され、中には些細な理由で簡単に捨てるような人間もいます。今後、法整備が少しずつでも変わって悲しい事態が減っていくことに期待します。
少々脱線してしまいましたが、みんなで我が子同然のペットの健康を守って長生きできるようにサポートしていきましょう!